国立の、谷保天満宮に、野生化した鶏が居ます。
久し振りに会いに行きました。
神職の方の話では、神事(例大祭)で使う「獅子頭」の飾りに、鶏の尾羽を使うため、色々な鶏を飼い始めたのが、後に野生化して行ったのだそうです。
前回伺った時より、数が大分減っていたのですが、「野生の狐にやられてしまった」との事でした。
この神社には素敵な梅林があって、丁度見頃でした。
柏葉窯の梅も、もうじき満開になりますが、この梅は、白梅の中に桃色の梅が混ざる「源平咲き」なのです。
一つの木に複数の遺伝子が共存する状態を「キメラ」と言いますが、自然にそうなったものは極めて珍しいそうです。
元々この梅は、鉢植えの盆栽でした。30年ほど前、父が購入したものです。
後に地植えにしたら大きくなったのです。
そして、この木が源平(キメラ)であるのは、自然ではなく、おそらく「接ぎ木」だからだと思います。
谷保天満宮の神職の方は、「ここの梅林も他の名所に比肩する魅力があるのに、知名度の低さ故か、見に来る方が少ない・・・」と仰ってました。
「天満宮」なので、主祭神は「菅原道真公」で、学問の神として崇められますが、「交通安全祈願・発祥の神社」でもあるそうです。
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