2010年10月14日木曜日

沖縄紀行 8


海の幸」の、お母さんと若旦那。




ここのお母さんに、「御嶽」の事を聞いてみた。


「燻り臭さ」と、「何かを燃やした形跡」の謎が解けた。

御嶽にて、祭祀や、個人が拝む場合、独特の線香と共に、神様や、御先祖様へお金を焼いて送るのだそうだ。・・・ユタさん(琉球信仰の巫女)等の霊媒を介して執り行われる儀式である。


お金と云っても、銀行紙幣では無く、専用に作られているもので、通称「うちがみ」と云うらしい。スーパーやコンビニで容易に購入出来ると云う。


上の写真は、後にそれらが必要となり、伊良部島のスーパーで買ったもの。


「うちがみ」は一束20枚で、一枚ずつ、燃えやすいように開いて焚いて行く。
御線香は、6本がひと綴りの板状になって居り、2枚ワンセットで焚く。


ここのお母さんは、その手の話にとても詳しく、色々と教えてくれた。・・・この島では、極自然な事なのかも知れない。

そして、この旅の大きな目的の一つとしていた、「ユタさん」にお会いしたい事を尋ねると、信頼が置けると云う、お二方をご紹介下さると共に、「その事について非常に詳しい方が居るので、その方に尋ねてみては」、とある方を紹介して下さった。・・・陶芸家であった・・・。

トップの写真の壁にかかっている「島バナナ」を頂き、宿へ戻った。

この島の温かさ、美しさ、神々しさがじんわりと心を満たして行く・・・。

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明日は、島の南部を巡ろう!

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