2013年8月17日土曜日

チャボ 重体!


10羽いるチャボ(内2羽は子シャモ)の中の、「浅黄種」のメスがずっと元気が無かった。

ある時から鬱状態になり、卵を産むでも無いのに、巣箱に引き籠るようになってしまった。


一度、青大将(ヘビ)が小屋に入り、恐怖を味わったので、その精神的ショックか?等と楽観していた。

丁度、別の種類のメスが卵を良く産んでいたので、引き籠りを利用して、その卵を抱かせてみたらすぐに本気で抱くようになった。

孵化予定日を3日後に控えたある朝、巣箱から出ているそのメスの様子がおかしい。

うずくまり、歩いてもふらふらなのだ。


急遽、動物病院へ連れて行く事になったが、卵をどうしよう・・・。

その日は、タオルにくるんで、電球で保温した。


動物病院で診察の結果、「ワクモダニ」と云う、鳥に寄生する吸血ダニによる極度の貧血状態である事が判明。「薬浴」を受けた。




先生によると、同じ小屋の全ての生体の薬浴と、小屋の消毒が必要との事。

一旦家に戻り、他のチャボ達を連れて戻る・・・。

ところが、元気なその子達には寄生していなかったのだ。・・・小屋には沢山ダニが居るのに・・・。

そのメスと番(つがい)のオスは念の為薬浴をする事になった。




薬浴後は乾燥に時間を要するので、もう一度家に戻り小屋を消毒。結果、3往復して瀕死のメスも戻って来た。

ぐったりとして動かない重体のメスを隔離し、自分の部屋の横に置いて見守った。

身体から10センチ位のところに手をかざしてみると、生気が無く冷たい。こちらも必死で気を送り、祈り続けた。今晩が山の様である。

翌朝、少し回復して来たので、その後も隔離したまま看護を続け、エネルギー回復の為の活餌(ミルワーム)を与えながら見守って来た。


もうすぐ2週間経つ。経過は良好、元気が出て来た。薬浴では処理されないダニの卵が孵ってしまう可能性があるので、観察を続け、大丈夫なら元の小屋へ移す予定だ。



ところで、孵化寸前だった卵はどうなったか・・・。

次回、ご報告いたします。


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