2014年6月28日土曜日

螢の宴~2


蛍が生息する、津久井の清流 ・ 「串川(くしがわ)」の河川敷に、江戸末期の民家を改装した風雅な屋敷がある。

映画のロケにも使われたそこは、マルチアーティスト・山﨑史朗氏の住まい=水眠亭すいみんてい)だ。




6月22日、「螢の宴」と題された、国井芳子(SAI企画)主催のイベントが当地にて開催された。

蕎麦打ちの名人でもある、亭主・山﨑史朗氏による「蕎麦会席」から始まり、韓国舞踊の趙寿玉(ちょう すおく)女史の舞。~「言葉語り・椿座」の演目「鉄輪」が披露されて行く・・・。





竹製の舞台は、柏葉窯の大番頭・海老根英人氏が、山﨑氏と3日掛かりで仕上げたもの。




椿座がここに「言葉」を「置く」・・・




 趙女史は、屋外での「僧舞」(スンム=趙女史は僧舞で、韓国重要無形文化財第27号に認定されている)から始まり、三度の衣装替えで、緩急ある演目を披露してくれた。










水眠亭は、そこへ一歩足を踏み入れると、古き良き時代にタイムスリップしたかのような感覚に誘われる秀逸なアングラ空間だ・・・。




アンティークの英国製ショットグラスに、極上のシングルモルト・・・

巨大な、JBLのスピーカーからはルービンシュタインのショパン・・・ここは 何処?





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