宮古島最後の日、先ずは、首里王府公認の御嶽で、宮古創生神話の神々が祀られている、「漲水御嶽」(はりみずうたき)を参拝。
拝所では、ユタによる祈祷が正に執り行われていた。
夜籠りなのであろうか、沢山の荷物を運び入れている。
呪文の様な祈り言葉が響く・・・。
門前から続く、18世紀初頭のものとされる「石畳」を登る。
草取りをする地元の方々と談笑していると、「どうぞ、宮古神社を参拝下さい」と促される。
その石畳の先、海を見下ろす高台に宮古神社があるのだ。
宮古神社は、本年六月、当地に遷座されたばかりで、木の香も清々しい。
神社本庁に加盟する、宮古島唯一の神社である。(他にも、神社と名の付くところはあるが、御嶽である。)
本土同様の神社である宮古神社や、漲水御嶽の様に、部外者にも開かれた場所への参拝は別として、島の御嶽は地元の方々が大切にお守りする聖域であり、むやみに立ち入ってはならない。
私自身、出立前に、気軽に御嶽巡りをしているブログ(結構多い)等を参考に、正に、むやみに立ち入ってしまったが、帰京後に詳しく学んで行く中で、自身の行動にも反省点が多い事を自覚した。
私自身、出立前に、気軽に御嶽巡りをしているブログ(結構多い)等を参考に、正に、むやみに立ち入ってしまったが、帰京後に詳しく学んで行く中で、自身の行動にも反省点が多い事を自覚した。
地元の方にも、「感謝してお参りすれば良いのよ」等と、優しく云われ、本土の神社感覚で、気軽(敬虔なつもりではあるが)にお参りしてしまったが、御嶽は本来「男子禁制」であり、その意味でも場を穢してしまった可能性もある。再訪の折は、ユタ等、琉球信仰の神職の同行の元、神のお許しを得てお参りします。
今後、琉球の聖地をお訪ねになる方は是非、事前によく下調べをし、禁忌を犯さぬ御配慮を下さい。良く分からない場合は立ち入らぬようお願いします。
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