2010年10月19日火曜日

沖縄紀行 11


宮古島での、最大の目的地、それは、「新城定吉翁」のお宅である。

大正10年生まれのその聖者は、天啓に導かれるまま、巨岩(サンゴの化石)を掘り起こし石庭とし、また、地中深く穴を掘り、聖地を造り続けている。

そして、一人、祈り続ける。

画面中央部に石庭の入り口がある

この旅の出立前と、伺う直前にお電話を入れ、拝見の許可を頂いた。



この地は新城家の庭であるが、明治30年頃、天上界より御降臨された、「天神様」の啓示により、拝所が定められた御嶽であった。

その後、本島への移転により、誰からも拝礼される事が無くなり、廃れてしまったものを、定吉翁が再興した。

 入口近くの拝所


「石庭」と云われているが、庭を造ると云う目的で造られたものではなく(私の解釈ですが・・・)、ただ、導かれるままに巨岩を掘り起こし、あるべき位置に設置されているもので、必然の結果として生まれた、ある種、完璧な形である。

芸術は、常に自然(アニミズム的には、神である)を師とし、近付こうとするが、近付けても、決してそれを超える事は無い。近付けた度合いが芸術の真価の基準だとも云える。

そして、この形には、極限までそれに近付き、同等に響きあった調和を感じる。


石庭内には、幾つかのサークルがあり、裸足で入場する。


掘り起こされ、設置された巨岩の幾つかは、長く厳しい作業の折々に啓示を与えてくれたものだ。

↓ 「すべてのお祈りを まとめ通して下さる岩」


陰か陽(記憶が無く・・・)どちらかの穴。


宇宙に繋がる穴 


大地から湧き上がるエネルギーをたっぷり浴びた後、お宅の方へ伺う。

石庭内の岩は、それ自体が熱を発しているかのように熱かった。高いエネルギー空間に居たせいか、体が火照る様に熱く汗が止まらない。頭もぼーっとしている。

電話の応対をして下さった、ここで「気」を学んでいると云う女性に招かれ、掘り起こされた沢山の化石が展示されている部屋でお話を伺う。

その内の一つの化石で、石のエネルギーを体感させて頂いた。上下に向き合わせた手の間で、その手や化石を動かすと、動きの通りに、もわんとした強いエネルギーをはっきり感じる。

女性が、定吉翁をお連れ下さり、お話が出来た。

島の成り立ちや、様々な貴重なお話を長時間して下さった。

・・・庭で採れた、「釈迦頭」と云う果物をご馳走になる。






 パワースポットブームの昨今だが、それらの殆どが、「天から降りるパワー」であるのに対し、この石庭は、大地から湧き上がる「上昇エネルギー」のパワースポットとして、世界中のスピリチュアリストから注目されていると云う。そして、その様なエネルギーのパワースポットは、地上にはここにしかないと云う。  注・定吉翁の言葉ではありません)


言葉で説明は出来ないが、とにかく凄い!

また必ず、再訪しよう。

この石庭については、「吉岡学先生」による、以下のサイトにて詳細に述べられております。


4 件のコメント:

  1. 沖縄紀行、楽しく拝見しています!
    先生の写真、いつもピカピカしてるんですよ~☆

    それにしてもサークルの石庭の写真、すごいです。
    なんかきました。

    スミレ

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  2. スミレ様

    なんか来たでしょ!・・・流石スミレ!

    写真だけでもパワーが出るそうです。

    機会があったらぜひお訪ね下さい。

    蚊除けのスプレーをして行くと、落ち着いて時間を過ごせます。

    ここに限らず、どこも蚊が凄くて動きを止められないんです。

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  3. おそらくパワー受け取りました!!!

    すごい大きな蚊がいそうですね。

    スミレ

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  4. うんうん受けたね!

    こう云う事は、電波と受信機の関係と一緒なので、
    波長が合えば繋がるんです。

    好きな事って情報が入り易いのと一緒だね。

    たちの悪い蚊じゃないけど、わんさか居るんで大変です。
    大きさはスズメくらいかな?

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