2009年10月2日金曜日

陶芸の技法 その3

ありがとうございます ありがとうございます ありがとうございます ありがとうございます ありがとうございます ありがとうございます
今回は、柏葉窯のメインメニューである、手回しロクロによる、「水引き」(みずびき)のご紹介です。

この技法は、手捻りと、電動ロクロの中間に位置します。

技術的に広汎、高度で、土練り等の体力も要る、「電動ろくろ」に比べ、比較的容易に、同等の物が出来ます。

日曜クラスのY・Sさんの制作場面です。

・・・良くこね、玉状にした粘土を、叩いてのばします。これが、器の底になります。



水引きは、基本的に整った形を作るので、ロクロと同心円にするため、回転させ、縁をカットします。


作るものが大きいと、完成後、取り外しにくくなるので、予めロクロに板を着けるのですが、忘れていたため、板を着けてやり直し。粘土をひも状にのばして・・・


土台からはみ出さないように置きます。


一周させ、重なった部分に切れ込みを入れて端を取り除き、


しっかりと繋ぎます。


今回は、深めの鉢の制作なので、もう一段粘土を積んで、指でつまんでのばします。


良くのばし、継ぎ目をきれいに整えたら、全体を濡らしたスポンジで擦ります。


そして、いよいよ水引きへ。・・・動力の無かった時代の伝統技法です。

厚みを調整して仕上げへ。


最後は、なめし皮で口縁(こうえん)を滑らかに。


水引き終了。後日、半乾きの状態で削りをし、完成。

こちらは、月曜・昼クラスの、M・Tさんによる、ビアカップ。


火曜・夜クラスの、M・Rさん。


同じく、火曜・夜クラス、K・Sさん。


次回は何にしようかな?

…お楽しみに!

6 件のコメント:

  1. 月曜夜クラスのNです!
    日曜クラノのY・Sさん、素敵な中鉢ができそうですね。今回も釉薬を駆使して、独特な色付けをされるのでしょうね。楽しみにしています!
    先日教室へ伺った時、何とかゼラニウムの葉っぱが飾ってありました。とても良い匂い(レモングラスみたいな)で気に入ってしまいました。先生のお言葉に甘えて挿し木していただいてます!それもとても楽しみです♥

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  2. Nさん、投稿ありがとうございます。
    そうそう、Y・Sさんには釉掛けのサプライズがありますからね! 私も楽しみです。

    挿し木は、あと2週間位で発根するかなー?
    暫くお待ち下さいネー!

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  3. 水引きモデルのY・Sです!
    釉薬はまだ検討中ですが、期待を裏切らない様、努力しますね~★

    柏葉窯は緑に囲まれた、癒し空間ですが、まさかタケノコが生えていたなんて・・・!
    驚きでした。

    食べたんですかね?先生?

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  4. 水引きモデル様
    みんな期待してますよーん!

    ん、あれは食べてないけどね、食べる事もあるよ。
    間引きながら生で食べたり。

    孟宗竹じゃないから、かなり大きくなったものでも、えぐみが無いんです。

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  5. え~~~!!
    先生がブログ始められたのを知らなかったのは私だけ??
    先日、月夜のNから聞いたのですが、背中が痛くてPCに向き合えませんでした。
    モデルのY・Sさん腕上げましたね^^
    私も釉薬楽しみにしています。

    これから、ちょくちょく覗かせていただきます。
    ありがとうございます。

    月夜のA

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  6. Aさん、投稿ありがとうございます。
    なんとかやってます。
    このブログのお陰で、パソコン時間が、仕事的な感覚になったのが嬉しいです。

    これからも、陶芸中心に色んな情報を発信して参ります。

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