今年「穴窯」を築きました。
現在地へ移転した最大の目的が、この「穴窯築窯」でした。
そして、薪窯(色々なタイプがあります)による焼成は、陶芸の道を志した当初よりの念願で、そのための知識の蓄えや準備をずっとして来ていました。・・・30年目にして漸く実現したのです。
この窯は「半地上式穴窯」と言うもので、先ずは地面を掘る作業から開始です。
移転以来、この窯をいつ造るかは未定でしたが、不思議な事に、2年前には燃料となる「赤松」の原木が大量に手に入り、去年は解体した窯の古いレンガや、陶芸をやめた方から新品のレンガも多数頂く事になりました。
9月中旬、完成。・・そして、11月には個展があります。
無謀かもしれませんが、この穴窯の初焚きの作品を個展に出品致します。
納得が行く焼成が出来るまでには相当の熟練が必要な難しい窯ですが、陶芸家としての新たな作品作りの第一歩をご覧頂きたいと思います。
第15回 勝田友康 陶芸展
会期 ・ 11月18日(土)~ 26日(日)
時間 ・ 午前11時 ~ 午後7時
会場 ・ 音羽画廊 文京区音羽 1-15-12 有楽町線護国寺駅より
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