2010年12月15日水曜日

移転計画 6


琵琶湖の近くにある山中で、森林整備等のボランティアをしているグループの所へ、建材を頂きに上がった。

移転計画の当初よりずっとお世話になっている土地開発のスペシャリスト、渡邉清さんがトラック(4tロング・ユニック付)をチャーターして同行して下さった。

早朝5:00出発!

東名、富士川SAからの早朝の富士山

駿河湾

浜名湖SA


材は規格品ではないが、角材から板材まで様々に加工されており、利用価値は高い。


勝田家の遠祖は、浅茅ケ原(現、浅草辺)の開祖(豪族)である。

推古の時代を起源とする浅草寺の縁起と深く関わって居り、現在も、檀家を取らない浅草寺の唯一の檀家である。

また、三社祭で有名な、浅草神社に祀られる「三社」と共に祀られていた「十社」の内の一つが勝田社である。(伝説で云う十童子の内の一人)

室町時代に、現在の直径の先祖が、千束郷小浜宿(浅草材木町)にて材木商を創業。

以来400年以上続いた日本現存最古の材木商であった。

私の代で廃業したが、継いでいれば材木商としては私で22代目(遠祖60数代)となる。

父は木材の大変な目利きであったが、青年期の私は、家督の重圧を避けたいがためかあまり興味が湧かず、木材に対して深くは分からない。

父を亡くした今、もっと良く聞いておけば良かったと少なからぬ後悔がある。

ただ、この香り、感触等はたまらない・・・生まれた時から材木に囲まれて育った訳で・・・。


積込み完了!


樫や椚(クヌギ)等、堅木の一枚板も多数手に入った。



さあ、どこに使おうか・・・。


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